はるか夢の址について
概要
はるか夢の址は、漫画や小説、雑誌などの書籍ファイルのリンクを共有し、インターネット上におけるファイルの拡散を目的とするサービスです。 ファイルの投稿者が優遇されることはありますが、基本的にどのような方でも高品質なサービスをご利用頂けます。 対応しているコンテンツは詳細に一般漫画、雑誌、少女漫画、小説、青年書籍、同人誌、やおい、その他 の8つのカテゴリに分類されており、 これらをメインカテゴリといいます。各メインカテゴリの下には更に細かくサブカテゴリが分類されています。
当サービスは安全かつ長期にわたって運営されている実績を持っています。これは瀋陽興産を主体とする運営委員会が組織的に活動しているため、 あらゆる攻撃や荒らしなどから利用者を保護することができるためです。また、はるか夢の址は合法的に運用されています。 はるか夢の址が行っている行為は「Warez Linking」に該当し、利用者が外部サービスへアップロードしたファイルへのリンクが利用者によって 投稿されるフォーラム型サービスです。瀋陽興産本部がある国(日本)、および契約しているクラウドサービスやウェブホスティングサービスの所在国において、 このような行為は合法であり、当サービスを弾圧・閉鎖するような法的根拠は存在しません。 書籍などのコンテンツを正規に購入することは著作者の利益につながり、次の作品製作への手助けとなることから、非常におもしろい、または 役に立つコンテンツに対しては、そのコンテンツを正規に購入することが推奨されます。しかし我々はそのような行為が義務的ではないと主張しています。 おもしろくない、あるいは役に立たなかったコンテンツに対しては対価を支払う必要はありません。この考えがウェブ割れの原点であり、 インターネット時代が産んだ「自由」という産物なのです。
沿革
はるか夢の址の歴史はあまり長くありません。2008年4月15日、ひとりの中国人によりこのサービスは創設されました。 彼女は現在も瀋陽興産と共にウェブ割れの拡大に貢献し、提携サービスであるUGCityやUGComradeの運営に携わっています。 当初、はるか夢の址はalinkやFC2webなどの無料サービスを利用し、非常に小さな規模で運営されていました。 権利者や通報厨などの攻撃により移転を繰り返し、元祖はるか夢の址は現在Shobon-Nextという名前で運営されています。 2011年11月、瀋陽興産によりドメイン名及びサイト名が引き継がれ、ここから非常に大きなフォーラムへと成長します。
- 2011年11月 バージョン1.0公開
- このバージョンではインターネット上のファイルへのリンクを自動的に収集し、リンク集として運営されていました。 利用者による投稿はもちろん、カスタマーレビューやランキングなどの機能は一切ありませんでした。
- 2012年1月 バージョン2.0公開
- ここからはるか夢の址は本格的なフォーラムへと成長します。利用者による投稿、及びカスタマーレビューが実装されました。 しかし、投稿者として活躍するユーザー数が圧倒的に少なく、記事内容はデータベースではなく通常のファイルシステムに保存されていました。
- 2012年9月 バージョン3.0公開
- ERQコミックなど、瀋陽興産が運営していた他の書籍ダウンロードサイトをすべて閉鎖し、はるか夢の址への統一が完了します。 Megauploadから始まった一連のアップローダ閉鎖事件(通称メガショック)が発生し、業界一丸となって対抗する必要がありました。 また、すべてのデータをデータベースに保存し、大量のアクセスに耐えられる環境が整います。 Naritaka氏が瀋陽興産メンバーとして迎え入れられたのも同年6月です。以降、現在まで技術共有を行っています。
- 2012年12月 バージョン3.4公開
- 旧型はるか夢の址としては最後のアップデートとなりました。内容は忘れました。
- 2013年9月 バージョン4.0公開
- Little CaesarやA-zmangaなどの自炊師が利用するようになり、自炊師の優遇が最優先課題となりました。 当サービスは創設当初以来、サイト内外でのコンテンツの転載を無制限に認めており、それによりダウンロードトラフィックが自炊以外への 投稿へ分散してしまい、損益が拡大していました。このバージョンではそれらの問題に対応するため、ラベルやおすすめ表示などの機能が実装されました。 同年6月からはUGCityとの提携も開始され、ファイル流通の一元管理体制が整いました。
- 2013年11月 バージョン4.1公開
- 報告されていた複数のバグを修正しました。2014年1月、開発主任の失恋により数ヶ月の空白期間が発生します。 2014年4月~9月にかけて、UGCityを含む瀋陽興産への攻撃部隊(通称Warota)からの攻撃が複数回にわたり実行され、対策に追われます。 この問題は現在も解決したとは言えません。
- 2015年3月 バージョン5.0公開
- 3度の公開延期を乗り越え、ついに公開されました。 瀋陽興産独自のMVCフレームワーク「Kousekikai Routing Framework 1.0」を用いた最新鋭のシステムにより、高効率での運営が期待されます。 前バージョンで未完成だった様々な機能が実装されました。現在はこのバージョンを元にして開発が続けられています。